還暦のお祝いに胡蝶蘭を贈ろう!胡蝶蘭を選ぶ際の注意点をご紹介
金額
還暦祝いに胡蝶蘭を贈る際、いくらくらいのものが贈られているのかというと、これは贈る相手との関係性によって異なります。一般的には、1万円程度の胡蝶蘭が選ばれることが多いですが、親しいおつきあいのある人へ贈るならワンランク上のものを選部と良いでしょう。
目安としては、子どもから親へ贈るなら2万~3万円程度、孫から祖父母に贈るなら1万〜2万円、親戚へ贈るなら1万円程度、知人や友人なら5,000~1万円程度、仕事関係では1万円程度が相場です。
色
還暦祝いといえば、赤いものを贈る慣習があります。60年で一巡して生まれた年の干支に戻るため、さらなる長寿を願って魔除けの意味合いのある赤色の品物を贈るのです。そのため、還暦祝いに贈る胡蝶蘭としては、赤リップの胡蝶蘭や赤に近いピンクの胡蝶蘭などが人気となっています。
また、花は白を選んでラッピングを赤にする人もいます。なお、還暦祝いに赤はぴったりの色ですが、開店開業祝いなどでは赤は赤字を連想させるためタブーとされていますので、注意が必要です。
本数
お祝いに胡蝶蘭を贈る際には、3本立てや5本立てなど、奇数の本数で贈られるのが一般的です。なぜなら、昔から日本では陰陽道の影響により、陽の奇数は縁起の良い数字で、陰の偶数は縁起の悪い数字といわれているからです。奇数は割り切れない数なので、分かれないという意味合いもあります。
また、還暦祝いは長寿のお祝いなので、死や苦を連想させる数字を避けるため、茎4本や9本、花4輪や9輪で贈らないように注意しましょう。